東京で会社設立するなら、代行の依頼先を比べて決めるメディア 東京の会社設立を、代行手数料と実費込みの総額と区の制度で比べる

会社設立 東京 合同会社

東京で合同会社を設立する手順と実費を、株式会社と比べながら説明します。定款認証が不要で実費が6万円からになる一方で、代行に頼む範囲や、あとから株式会社に変えるときの手間も書いています。

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東京で合同会社をつくるか、株式会社にするかを決めかけている方へ

このページは、東京都内に本店を置いて合同会社で会社設立をすることを考えている方、あるいは株式会社と合同会社のどちらにするかをまだ決めきれていない方に向けて書いています。費用はいくらか、登記申請はどこに出すのか、登記簿には何が載るのか、あとから株式会社に変えたくなったらどうなるのか。検索するとばらばらに出てくる問いを、ひとつのページに並べました。

東京で合同会社をつくるときに全国向けの解説と違ってくるのは、主に二つです。ひとつは、本店を置く区市で設立登記の申請先が23庁に分かれること。もうひとつは、本店の区市で証明書を取れば登録免許税が6万円から3万円に下がることです。詳しい手順は子記事に送り、ここでは判断に必要なところだけを押さえます。

金額と制度は2026年10月時点で国税庁・法務省・法務局・東京都主税局などの公式ページを確認したものです。

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01合同会社の会社設立に東京でかかる実費は6万円からです

合同会社の設立にかかる実費を示すイラスト

サジェストに「合同会社設立 登記 費用」と出てくるとおり、最初に知りたいのは費用でしょう。東京で合同会社の会社設立をするときに法律で決まっている実費は、登録免許税と、紙の定款なら収入印紙の二つだけです。株式会社と違って、合同会社は公証役場での定款認証そのものが要りません。

合同会社の会社設立にかかる法定の実費(2026年10月時点)
項目 金額 前提・補足
登録免許税 資本金×0.7%。6万円に満たないときは6万円 資本金がおよそ857万円までなら6万円で済みます
定款認証の手数料 かからない 合同会社は公証人の認証を受ける必要がありません
紙の定款に貼る収入印紙 4万円 電子定款にすれば不要。電子署名の環境か、専門家への依頼が必要です
区市の証明書を受けた場合の登録免許税 3万円まで軽減 本店を置く区市の特定創業支援等事業の証明書が必要(次の章)

※ 登録免許税は国税庁 No.7191(令和8年4月1日現在法令等)、定款に関する費用は法務省・日本公証人連合会の公式ページで確認。印鑑の作成費、印鑑証明書・登記事項証明書の手数料は含みません。

つまり、電子定款を用意できれば実費は6万円、紙の定款で進めれば10万円が目安です。株式会社の会社設立なら、登録免許税の最低額が15万円で、さらに定款認証の手数料がかかります。資本金100万円未満などの条件をすべて満たして定款認証が1万5,000円になる場合でも、電子定款で16万5,000円です。形態を変えるだけで、実費におよそ10万円の差が出ます。

この金額に、代行に頼むならその報酬が加わります。合同会社の費用を項目ごとに細かく見たい方は東京で合同会社を作る|実費6万円からの手順を、代行報酬まで含めた総額の比べ方は会社設立 東京 代行 費用 総額のページを見てください。

合同会社の実費の内訳を示す図解
紙の定款のままだと、実費の4割を収入印紙が占めます。

出典:国税庁「No.7191 登録免許税の税額表」(2026年9月時点)

02本店の区市で証明書を取ると、登録免許税は3万円まで下がります

特定創業支援等事業の証明で登録免許税が軽減されることを示すイラスト

東京で合同会社の会社設立をする人が使いやすいのが、区市町村の特定創業支援等事業です。区市が認定を受けた創業支援を一定期間受けて証明書をもらうと、設立登記の登録免許税が資本金の0.7%から0.35%に下がり、合同会社の最低額は6万円から3万円になります。中小企業庁の一覧では、23区と26市はすべて認定を受けています。

ただし、受講の要件も証明書の出し方も区市ごとに違います。2026年9月に各区の公式ページで確認したところでは、千代田区は1か月以上かつ4回以上の支援、港区は産業振興課の窓口で即日発行、新宿区は約1か月・全4回で申請は本人のみ、渋谷区はスマート申請のみで交付まで1週間ほど、という違いがありました。日程は、登記申請の日から逆算して組む必要があります。

バーチャルオフィスを本店にするときは要注意軽減を受けられるのは、本店を置く区市町村が出した証明書だけです。セミナーを受けた区と、バーチャルオフィスを置いた区が違うと、証明書があっても軽減を受けられません。また、残りの3万円を補助してくれる制度は、都内の区市町村には確認できていません。東京での軽減は「半額まで」と考えてください。

株式会社の場合も同じ制度で15万円が7万5,000円になるので、軽減額だけを見ると株式会社のほうが大きくなります。それでも軽減後の実費を比べると、合同会社の3万円に対して株式会社は7万5,000円に定款認証が加わります。証明書を取る前提で二つの形態を比べた数字は、東京で株式会社と合同会社、どちらで作るかに載せています。

合同会社の登録免許税の軽減を示す図解
証明書は、本店を置く区市のものでなければ使えません。

出典:中小企業庁「会社設立時の登録免許税の軽減について」(2026年9月時点)

03合同会社の設立登記申請は、本店の区市を管轄する登記所に出します

東京の登記所と本店所在地の関係を示すイラスト

サジェストの「合同会社 設立 登記申請」で気になるのが、申請書をどこに出すかです。法務省の説明では、合同会社の設立の登記は本店の所在地でしなければならず、書面で出すときは本店の所在地を管轄する登記所に提出します。東京では、この登記所が東京法務局の本局、区部の出張所16か所、多摩の支局3か所と出張所3か所の23庁に分かれていて、どの庁でも設立登記を申請できます。

気をつけたいのは、庁の名前と管轄の区が一致しないところがあることです。本店の区名から「◯◯区出張所」と推測すると、次のような区で外れます。

東京で合同会社の設立登記を出す庁の例(2026年10月時点)
本店を置く区市 申請先の登記所 間違えやすい点
千代田区・中央区・文京区 東京法務局(本局) 都心3区のうち港区だけは港出張所
港区 東京法務局 港出張所 本局ではありません
渋谷区・目黒区 東京法務局 渋谷出張所 目黒区に自区名の出張所はない
大田区 東京法務局 城南出張所 品川区は品川出張所
足立区・葛飾区 東京法務局 城北出張所 北区は北出張所(荒川区もここ)
墨田区・江東区 東京法務局 墨田出張所 江東区に自区名の出張所はない
八王子市 東京法務局 八王子支局 町田市は町田出張所
武蔵野市・三鷹市・調布市など 東京法務局 府中支局 立川市・国分寺市などは立川出張所

※ 東京法務局「不動産登記/商業・法人登記の管轄区域一覧」(2025年5月27日更新)で確認。管轄は変わることがあるので、申請前に公式の一覧で確かめてください。

登記の申請は持参・郵送のほか、オンラインでもできるので、窓口まで行く必要はありません。ただし宛先の庁は指定するので、管轄は正しく押さえておきます。23区と多摩の全庁の対応は会社設立 東京 法務局 出張所 登記申請のカテゴリーで一覧にしています。

出典:東京法務局「不動産登記/商業・法人登記の管轄区域一覧」(2026年9月時点)

04登記申請までの手順と、申請書に添える書類

合同会社の登記申請までの手順を示すイラスト

合同会社の会社設立は、定款を作り、出資を払い込み、登記申請書を出すという順番で進みます。株式会社のように公証役場で定款認証を受ける工程がないので、書類がそろえばそのまま登記申請に移れます。

  1. 基本事項を決める:商号、本店所在地、目的、社員と代表社員、資本金、事業年度。
  2. 定款を作る:社員になる人全員が署名か記名押印をします。目的・商号・本店の所在地・社員の氏名と住所・全員が有限責任社員であること・出資の目的と価額は必ず書く事項です。
  3. 出資を履行する:登記をする時までに出資の全額を払い込みます。
  4. 登記申請書と添付書類を作る:法務局が合同会社設立登記申請書の様式と記載例を公開しています。
  5. 本店の区市の登記所に申請する:持参・郵送・オンラインのいずれか。会社は設立の登記をすることで成立します。

法務省のページでは、申請書に添える主な書類として、定款(公証人の認証は要しない)、業務を執行する社員の一致があったことを証する書面、出資の払込みがあったことを証する書面などが挙げられています。書面で申請するときは、印鑑届書も出します。払込みの証明については、株式会社のように銀行などの払込取扱機関で払い込まなければならないという制約はなく、代表社員が作った出資金領収書などを添付することでも差し支えないと説明されています。

登記申請書の様式は法務局のページから合同会社設立登記申請書の様式と記載例は、法務局の「商業・法人登記の申請書様式」に載っています(2026年8月14日更新の表示)。記載例を見ながらなら自分でも埋められる分量です。書き方を一つずつ確かめたい方は、東京で合同会社を作る手順の記事を見てください。
合同会社の会社設立の流れを示すタイムライン
定款認証がないので、書類がそろえば申請に進めます。

出典:法務局「合同会社の設立の登記をしたい方(オンライン申請)」(2026年10月時点)

05合同会社の登記事項|登記簿に載ること

合同会社の登記事項を示すイラスト

もうひとつのサジェスト「合同会社 設立 登記事項」は、登記簿に何が載るかという問いです。法務省の「合同会社の設立手続について」は、設立の登記で登記しなければならない主な事項として、次のものを挙げています(会社法第914条)。

合同会社の設立の登記で登記する主な事項(法務省の説明による)
登記する事項 補足
目的 定款に書いた事業の目的
商号 「合同会社」の文字を含む会社の名前
本店及び支店の所在場所 本店の所在場所で管轄の登記所が決まる
存続期間又は解散の事由 定款に定めがあるときだけ
資本金の額 登録免許税の計算のもとにもなる
業務執行社員の氏名又は名称 住所は載らない
代表社員の氏名又は名称及び住所 代表社員は住所まで載る
代表社員が法人のときの職務執行者の氏名及び住所 法人が代表社員になる場合
公告方法 定款に定めがあるときだけ

※ 2026年10月に法務省の公式ページで確認。「等」とされているので、すべてを網羅した表ではありません。

株式会社の登記簿には取締役や代表取締役が載りますが、合同会社では業務執行社員と代表社員がそれにあたります。社員が一人の合同会社なら、その人が業務執行社員であり代表社員でもあるので、氏名と住所が載ることになります。

登記事項は、変わるたびに変更登記が要る項目でもあります。東京では本店を区をまたいで移すと管轄の登記所が変わることがあるので、最初の本店をどこに置くかは、会社設立の段階でよく考えておきます。

合同会社と株式会社の登記簿の役職の対応を比べた図解
名前は違っても、代表者の住所が載る点は同じです。

出典:法務省「合同会社の設立手続について」(2026年10月時点)

06株式会社と合同会社の違い|東京で比べるときの見どころ

株式会社と合同会社を比べるイラスト

「合同会社 株式会社 違い」で調べると、所有と経営の関係、役員の任期、決算公告、上場の可否がよく並んでいます。合同会社は出資した社員がそのまま経営を担い、株式という仕組みがないので、上場や株式による出資の受け入れには向きません。一方で、役員の任期ごとの重任登記がなく、運営の手間は軽くなります。

設立時の実費合同会社は電子定款なら6万円から。株式会社は条件を満たしても16万5,000円から。
法人都民税の均等割23区内なら年額7万円から。資本金等の額と従業者数で区分され、会社の種類では変わりません。
資金の集め方株式で出資を受けたい、将来は上場も、というなら株式会社が向いています。
対外的な見え方取引先や業界によっては株式会社を求められることがあります。事前に確かめておきます。

東京で見落としやすいのが、設立後の税金です。東京都主税局の案内では、23区内に事務所を置く法人の法人都民税の均等割は、資本金等の額が1,000万円以下で従業者が50人以下なら年額7万円です。赤字でもかかり、株式会社でも合同会社でも同じ区分で計算されます。

どちらを選ぶかは、実費の差10万円と、設立後の資金調達や取引の見通しを並べて決めることになります。比べる項目を一つずつ表にした東京で株式会社と合同会社、どちらで作るか|実費の差10万円をどう見るかと、株式会社を選んだ場合の段取りをまとめた東京で株式会社を作る|定款認証から登記までをあわせて読むと、判断しやすくなります。

株式会社と合同会社の費用と運営の違いを比べた図解
差が出るのは設立時の実費と運営の手間で、均等割は同じです。

出典:東京都主税局「法人事業税・法人都民税」(2026年9月時点)

07あとから株式会社に変えるときの手間と費用

合同会社から株式会社への組織変更を示すイラスト

合同会社で始めて、事業が大きくなったら株式会社に変える、という考え方もあります。会社法では、持分会社である合同会社が株式会社に組織変更することが認められています。ただし、設立のときより手順は重くなります。

法務局が公開している組織変更の記載例を見ると、組織変更計画を作って総社員の同意を得ること、官報での公告と知れている債権者への催告をすること、そして組織変更による株式会社の設立の登記と、合同会社の解散の登記を同時に本店の所在地の登記所に出すことが求められています。合同会社の場合、官報に加えて定款の定めに従い日刊新聞紙か電子公告で公告したときは、個別の催告を省略できるとされています。

組織変更による株式会社の設立の登記の登録免許税は、国税庁の税額表で資本金の1,000分の1.5(3万円に満たないときは3万円)です。組織変更の直前の資本金の額として一定のものを超える部分は1,000分の7になります。解散の登記の費用、官報公告の掲載料、専門家に頼むならその報酬も別にかかるので、最初から株式会社で会社設立をした場合と比べて、どちらが軽いかは事業の見通しによります。

数年以内に株式で出資を受ける予定がはっきりしているなら、最初から株式会社で会社設立をするほうが筋が通ります。見通しが立たないうちは、合同会社で小さく始める選び方も十分にあり得ます。

組織変更の手順を示すチェックリスト
設立のときより工程が増えることを、先に知っておいてください。

出典:法務局「持分会社の組織変更(持分会社→株式会社)の登記申請書 記載例(PDF)」(2026年10月時点)

08合同会社の会社設立を代行に頼む範囲と、自分でやる場合

会社設立の代行に頼む範囲を示すイラスト

合同会社の会社設立は書類が少ないので、東京でも自分で登記申請まで済ませる人がいます。会社設立の代行を使うかどうかは、手間とお金のどちらを惜しむかで決まります。それでも代行に頼む意味があるのは、電子定款で収入印紙4万円を浮かせたいとき、申請書の不備で出し直す手間を避けたいとき、設立後の税務まで相談先をまとめたいときです。

東京の設立代行には「手数料0円」を掲げるところが少なくありません。その多くは設立後の税務顧問契約や会計ソフトの契約を条件にしています。設立時の支払いが0円でも、月々の顧問料を払う約束とセットなら、数年で総額が逆転することもあります。比べるときは、代行手数料・実費を足した総額・条件の三つを同じ表で見てください。

次の表は、弊社調べによる東京の会社設立の代行の比較です。掲載内容および順位は定期的に変わります。条件の列も必ずご確認ください。

東京で会社設立の代行を頼める事業者の比較
事業者拠点代行手数料株式会社の総額合同会社の総額電子定款顧問契約の要否
ベンチャーサポート税理士法人渋谷区(渋谷本社ほか、日本橋・新宿・池袋・恵比寿・銀座・秋葉原・千駄ヶ谷に拠点)55,000円。税理士顧問契約とセットの場合は0円電子定款で法定費用合計167,000円(同社の表示。資本金100万円未満・4要件を満たす場合の認証17,000円を含む)。紙定款は207,000円公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。電子定款で印紙代4万円が不要と表示手数料0円は税理士顧問契約とセットの場合。顧問契約なしなら55,000円
税理士法人経営サポートプラスアルファ豊島区(東京都豊島区池袋二丁目47番5号 池袋オンダビル7階)0円(同社の表示。設立後の顧問契約が前提であるため設立手数料をとらないと明記)167,000円〜202,000円(資本金の区分により変動。公式サイトの料金表)60,000円(公式サイトの料金表)対応設立後の顧問契約が前提と公式サイトに明記
多摩シェルパ行政書士事務所日野市(無料相談室:日野市神明2-14-1。千代田区岩本町と川崎市麻生区にも相談室)株式会社120,000円、合同会社100,000円、一般社団法人120,000円、NPO法人200,000円(公式サイトの表示)報酬に登録免許税15万円などの実費が加わる(実費は公式サイトで別掲)報酬に登録免許税6万円などの実費が加わる対応。行政書士による電子認証のため印紙代4万円が節約できると記載税務顧問契約の条件はなし。提携司法書士が管轄法務局へ代理申請し、その報酬も費用に含まれると記載
司法書士中下総合法務事務所新宿区(東京都新宿区新宿2-1-5 パークサイドスクウェア5F)株式会社7万円〜(税込7万7,000円〜)、合同会社6万円〜(税込6万6,000円〜)資本金100万円以上300万円未満の場合 28万4,000円(報酬・税金・実費込み)資本金858万円未満の場合 14万2,000円(報酬・税金・実費込み)対応税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)。企業法務・顧問契約サービスは別メニュー
シルク司法書士事務所渋谷区(東京都渋谷区笹塚二丁目1番10号)見積例を掲載(ひとり会社・資本金300万円の株式会社の例)。書面定款で自分でやる場合との差額4万円(ひとり会社は3万円)でトータルサポートを受けられると説明ひとり会社・資本金300万円の見積例を掲載合同会社の設立にも対応(金額はページ内の見積例を参照)対応。電子定款で印紙代4万円が不要税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)
会社設立完全代行ネットテラス板橋区(東京都板橋区成増二丁目22番9号 ハヤブサビル2階)全国一律9,800円のプランと、電子定款作成・認証プラン16,800円、38,000円のプランを表示練馬区・資本金1,000万円以下・許認可なしの事例で合計257,850円(登記事項証明書と印鑑証明書各1通を含む、消費税別)と表示公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。電子定款で印紙代40,000円を削減できると表示「税理士のような強制顧問なし」と明記。月々のランニングコストはかからないとしている

※ 2026年9月時点の各社公式サイトの表示にもとづきます。記載がない項目は「公式サイトに記載なし」としています。料金・条件は変わることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。掲載は当サイト調べです。

代行に頼んでも、自分でやることは残ります。本店の区市で特定創業支援等事業の証明書を取ること、法人口座を開くこと、都税事務所への法人設立・設置届出書(開始・設置の日から15日以内)を出すことは、依頼先によっては範囲外です。23区なら都税事務所に出せば区役所への届出は要りませんが、多摩の市に本店を置くなら市役所にも届け出ます。どこまで頼めるかは、見積もりの段階で一つずつ確かめてください。

合同会社の会社設立の頼み方ごとの違いを比べた図解
どこまで任せるかを決めてから見積もりを取ると比べやすくなります。

出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」(2026年9月時点)

09まとめ:東京で合同会社を設立するときの判断の順番

東京で合同会社を設立するときの判断の順番を示すイラスト

東京で合同会社の会社設立を考えている方に向けて、判断の順番を整理します。

  1. 法定の実費は、電子定款なら6万円、紙の定款なら10万円が目安(資本金およそ857万円以下)。定款認証は不要。
  2. 本店の区市で特定創業支援等事業の証明書を取れば、登録免許税は3万円まで下がる。軽減は半額まで。
  3. 登記申請の出し先は、本店の区市を管轄する23庁のどれか。庁名と区名が一致しない庁がある。オンライン申請もできる。
  4. 登記簿には、目的・商号・本店・資本金・業務執行社員の氏名・代表社員の氏名と住所などが載る。
  5. 法人都民税の均等割は、株式会社でも合同会社でも同じ区分で計算される。
  6. あとから株式会社への組織変更はできるが、公告と二つの登記がセットになる。
  7. 代行の「0円」には条件があることが多い。総額と条件を並べて比べる。

合同会社にするか株式会社にするかを決めきれないなら、まず実費の差と、数年先に株式で出資を受ける見込みがあるかを考えてみてください。合同会社に決めたなら、本店の区市で証明書を取るかどうかを決め、受講の日程から逆算して登記申請の日を置きます。自分で進めるか代行に頼むかは、そのあとで決めても遅くありません。

このページの内容について制度と金額は2026年10月に国税庁・法務省・法務局・中小企業庁・東京都主税局の公式ページで確認したものです。区ごとの特定創業支援等事業の要件は2026年9月に各区の公式ページで確認しました。掲載内容は弊社調べによるもので、制度や料金は変わることがあります。申請や申込みの前に、必ず公式ページと各事務所にご確認ください。

出典:法務省「商業・法人登記のオンライン申請について」(2026年9月時点)

本店の住所と、誰が出資するかを先に決めてください

合同会社の会社設立は、株式会社より書類も実費も軽く、自分で進めても大きくつまずきにくい手続きです。それでも東京では、本店をどの区市に置くかで、登記申請の宛先も、登録免許税を半額にできるかどうかも変わります。まずは本店の住所と、社員(出資者)が誰になるのか、代表社員を誰にするのかを紙に書き出してみてください。

そこまで決まれば、自分で登記申請まで進めるのか、定款だけ代行に頼むのか、設立後の税務まで任せるのかも選びやすくなります。迷ったときは、このカテゴリーの下に並ぶ記事から、自分の状況に近いものを読んでみてください。制度と料金は変わりますので、申請や申込みの前には必ず公式ページと各事務所でご確認ください。

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