東京で会社設立するなら、代行の依頼先を比べて決めるメディア 東京の会社設立を、代行手数料と実費込みの総額と区の制度で比べる

会社設立の代行を6つの軸で比べる|東京で見積もりを取るときの手順

会社設立 東京 代行の選び方 失敗例 編集:合同会社commit / 合同会社FIELD 共同編集部
PR 本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。掲載している料金・条件は各社の公式サイトで確認できた範囲のものです。
この記事は、何件か話を聞いて決めたい方に向けたものです

会社設立の代行は、同じ質問を何件かにしてみると違いが見えてきます。料金表を眺めているだけでは分からないことが多くあります。

この記事は、東京で会社設立の代行を選ぼうとしている方に向けて、比べるための6つの軸と、見積もりを取るときの手順を並べたものです。当サイトが採点に使っている軸をそのまま公開します。順位は自社調べで、どれがよいかは事業の中身によって変わります。

本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。制度は2026年9月時点で確認したものです。

料金表だけでは比べられません

料金表だけでは比べられないことを示すイラスト

会社設立の代行の料金表を並べても、そのままでは比べられません。

書き方が事務所によって違うからです。実費を含めた金額を書くところもあれば、手数料だけを書くところもあります。

株式会社の実費は、登録免許税15万円と定款認証の公証人手数料です。電子定款なら収入印紙4万円はかかりません。合計で16万5,000円からになります。

合同会社は定款認証が要らないので、登録免許税6万円だけです。

つまり、手数料0円と書かれていても会社設立にかかるお金がゼロになるわけではありません。実費は必ずかかります。

比べるときは、実費込みの総額に揃えてください。当サイトの比較表でも、総額の列を設けています。

そして、条件の列も見てください。手数料が安い代わりに顧問契約が条件になっていることがあります。

本店を置く区市の証明書があれば登録免許税が半額になるので、総額も変わります。株式会社なら9万円から、合同会社なら3万円からです。見積もりを比べるときは、証明書を取る前提かどうかも揃えてください。

東京には会社設立を扱う事務所が数多くあります。そのぶん料金の書き方もさまざまなので、自分で揃え直す作業が要ります。

株式会社の実費をまとめた図解
ここに代行手数料が乗ります。

出典:日本公証人連合会「Q3 定款の認証に要する費用、株式会社設立の費用等はいくらですか。」(2026年9月時点)

軸1:代行手数料

代行手数料を示すイラスト

1つ目の軸が代行手数料です。会社設立の書類作成と手続きに対して払うお金です。

金額の幅は広く、0円から10万円程度までさまざまです。ただし、金額だけを見ても意味がありません

0円のところは顧問契約が条件になっていることがほとんどです。指定されたソフトウェアの年間契約が条件のこともあります。

顧問契約なしで会社設立だけを頼む場合は、所定の代行手数料がかかるのが普通です。

当サイトの比較表では、手数料の列の隣に必ず条件の列を置いています。条件を書かずに金額だけを並べるのは、比べたことにならないからです。

手数料の高い安いは、対応範囲の広さとセットで見てください。登記だけか、届出まで含むか、その後の顧問まで見るか。

そして、電子定款に対応しているかも効いてきます。代行手数料が4万円でも、電子定款で印紙代4万円が浮くなら差し引きゼロです。

追加料金が発生する場面も聞いておいてください。急ぎの対応、書類の再作成、定款の内容を後から変える場合など、別料金になることがあります。

会社設立の相談のときに、「この金額に何が含まれますか」と聞いてください。含まれる範囲がはっきりすれば、比べられるようになります。

代行手数料を見るときの3点をまとめた図解
金額だけでは判断できません。

出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」(2026年9月時点)

軸2:実費込みの総額

総額を示すイラスト

2つ目の軸が実費込みの総額です。会社設立にかかるお金の合計です。

株式会社なら16万5,000円から、合同会社なら6万円からが実費です。ここに代行手数料が乗ります。

本店を置く区市の特定創業支援等事業の証明書があれば、登録免許税が半額になります。株式会社なら9万円から、合同会社なら3万円からです。

定款認証の手数料は資本金の額で変わるので、総額も資本金によって変わります。見積もりを取るときは、資本金の額を先に伝えてください

資本金の額等が100万円未満で3要件を満たせば1万5,000円、100万円以上300万円未満で4万円、300万円以上で5万円です。

3要件とは、資本金の額等が100万円未満であること、発起人の全員が自然人でその数が3人以下であること、定款に取締役会を置く旨の記載がなく発起設立であることです。

当サイトの比較表では、株式会社と合同会社の総額を別の列にしています。どちらを作るかで金額が大きく変わるからです。

総額を揃えると、事務所ごとの実質的な差が見えてきます。手数料の表示が違っても、総額なら比べられます。

実費の総額をまとめた比較図
下の2行が紙の定款の場合です。

出典:国税庁「No.7191 登録免許税の税額表」(2026年9月時点)

軸3:電子定款への対応

電子定款を示すイラスト

3つ目の軸が電子定款への対応です。

定款を紙で作ると収入印紙4万円がかかります。電子定款なら、この4万円はかかりません。

自分で電子定款を作るには専用の設備が要ります。一度しか使わないものにその費用をかけるのは現実的ではありません。

これが、会社設立を代行に頼むいちばん分かりやすい理由です。代行手数料が4万円以下なら、自分でやるより安く済む計算になります。

会社設立の代行の多くは電子定款に対応していますが、公式サイトに書かれていないところもあります。見積もりを取るときに確かめてください。

合同会社の場合も同じです。定款認証は要りませんが、紙の定款には収入印紙4万円がかかります。

定款認証はウェブ会議でもできるようになっています。公証役場に足を運ばずに済む場合があるので、こちらも確かめておくとよいところです。

東京都内の公証役場は45か所ありますが、公証役場には登記所のような管轄がありません。どの役場でも定款認証を受けられるので、本店の区にこだわる必要はありません。

当サイトの比較表では、電子定款への対応を独立した列にしています。総額に効いてくる項目だからです。

電子定款の効き方をまとめた図解
代行に頼む理由のひとつです。

出典:日本公証人連合会「9-4 定款認証」(2026年9月時点)

軸4:顧問契約の条件

顧問契約を示すイラスト

4つ目の軸が顧問契約の条件です。会社設立の費用より、こちらのほうが金額としては大きくなります。

会社設立は一度きりですが、顧問契約は毎月続きます。月2万円なら1年で24万円、3年で72万円です。

手数料が0円になる代わりに一定期間の顧問契約を結ぶ形は、東京の税理士法人でよく見かけます。

この仕組み自体は合理的です。会社設立の後に顧問税理士を探すつもりなら、むしろ手間が省けます。

確かめるべきは、月額と最低の契約期間、含まれる業務、解約の条件です。

顧問料に何が含まれるかは事務所によって違います。記帳代行、月次の面談、決算の申告、年末調整。同じ月額でも中身が違えば比べられません。

顧問契約なしで会社設立だけを頼むこともできます。その場合は所定の代行手数料がかかりますが、身軽ではあります。

会社設立の後に顧問税理士が要るかどうかは、事業の規模によります。取引の数が少ないうちは自分で記帳して、決算だけ頼むという形もあります。

顧問契約を先に検討して、会社設立の手数料を後に見る。この順番のほうが、判断を誤りにくくなります。

代行手数料・条件・総額・電子定款(2026年9月時点の公式サイトの表示)
事業者代行手数料顧問契約の要否株式会社の総額合同会社の総額電子定款拠点
ベンチャーサポート税理士法人55,000円。税理士顧問契約とセットの場合は0円手数料0円は税理士顧問契約とセットの場合。顧問契約なしなら55,000円電子定款で法定費用合計167,000円(同社の表示。資本金100万円未満・4要件を満たす場合の認証17,000円を含む)。紙定款は207,000円公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。電子定款で印紙代4万円が不要と表示渋谷区(渋谷本社ほか、日本橋・新宿・池袋・恵比寿・銀座・秋葉原・千駄ヶ谷に拠点)
税理士法人経営サポートプラスアルファ0円(同社の表示。設立後の顧問契約が前提であるため設立手数料をとらないと明記)設立後の顧問契約が前提と公式サイトに明記167,000円〜202,000円(資本金の区分により変動。公式サイトの料金表)60,000円(公式サイトの料金表)対応豊島区(東京都豊島区池袋二丁目47番5号 池袋オンダビル7階)
多摩シェルパ行政書士事務所株式会社120,000円、合同会社100,000円、一般社団法人120,000円、NPO法人200,000円(公式サイトの表示)税務顧問契約の条件はなし。提携司法書士が管轄法務局へ代理申請し、その報酬も費用に含まれると記載報酬に登録免許税15万円などの実費が加わる(実費は公式サイトで別掲)報酬に登録免許税6万円などの実費が加わる対応。行政書士による電子認証のため印紙代4万円が節約できると記載日野市(無料相談室:日野市神明2-14-1。千代田区岩本町と川崎市麻生区にも相談室)
司法書士中下総合法務事務所株式会社7万円〜(税込7万7,000円〜)、合同会社6万円〜(税込6万6,000円〜)税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)。企業法務・顧問契約サービスは別メニュー資本金100万円以上300万円未満の場合 28万4,000円(報酬・税金・実費込み)資本金858万円未満の場合 14万2,000円(報酬・税金・実費込み)対応新宿区(東京都新宿区新宿2-1-5 パークサイドスクウェア5F)
シルク司法書士事務所見積例を掲載(ひとり会社・資本金300万円の株式会社の例)。書面定款で自分でやる場合との差額4万円(ひとり会社は3万円)でトータルサポートを受けられると説明税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)ひとり会社・資本金300万円の見積例を掲載合同会社の設立にも対応(金額はページ内の見積例を参照)対応。電子定款で印紙代4万円が不要渋谷区(東京都渋谷区笹塚二丁目1番10号)
会社設立完全代行ネットテラス全国一律9,800円のプランと、電子定款作成・認証プラン16,800円、38,000円のプランを表示「税理士のような強制顧問なし」と明記。月々のランニングコストはかからないとしている練馬区・資本金1,000万円以下・許認可なしの事例で合計257,850円(登記事項証明書と印鑑証明書各1通を含む、消費税別)と表示公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。電子定款で印紙代40,000円を削減できると表示板橋区(東京都板橋区成増二丁目22番9号 ハヤブサビル2階)
ベンチャーパートナーズ(設立MAXプラン)設立手数料99円。司法書士手数料と定款印紙代を0円とし、さらに10万円の値引き設立MAXプランは税務顧問契約(月額9,999円から)を締結した人が対象。「税務顧問の契約期間の縛りや追加料金などは一切ありません」と明記。税務顧問契約が不要な場合のプランも別に用意されている約6万7,000円(資本金100万円未満の場合の同社の表示。10万円の値引き後の金額)公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。定款印紙代0円と表示港区(東京都港区新橋1丁目16-4 りそな新橋ビル6階)
マネーフォワード クラウド会社設立サービス利用料0円(設立手数料0円と表示)税務顧問契約は不要。電子定款作成料を0円にするにはマネーフォワード クラウドの有料プラン契約が条件17万2,000円(同社の比較表。電子定款・定款認証1.7万円・登録免許税15万円の前提)6万5,000円(同社の比較表)対応。電子定款作成料は通常5,000円で、クラウドの有料プラン契約時は同社が負担全国オンライン
法人設立ワンストップサービス0円(国のサービス)顧問契約などの条件は一切なし。マイナンバーカードと電子署名の環境が必要実費のみ(登録免許税15万円〜+定款認証)実費のみ(登録免許税6万円〜)定款認証の手続はマイナポータル経由で行える。定款そのものの作成支援はない全国オンライン(国のサービス)
freee会社設立サービス利用料0円税務顧問契約は不要。電子定款の費用負担を受けるにはfreee会計の年間契約が条件約16万7,000〜24万2,000円(公式サイトの表示)約6万2,000〜10万2,000円(公式サイトの表示)対応。電子定款の作成代行は行政書士との委任契約で費用が発生するが、freee会計の年間契約で5,000円分を同社が負担すると記載全国オンライン(運営会社の所在地は東京都品川区大崎)
司法書士なみき事務所/行政書士&国際貿易Nmk事務所株式会社・合同会社ともに報酬を明示(総額に含めて表示)税務顧問契約の条件はなし。想定条件(出資者兼役員2名以内、出資金500万円まで、所在地と代表者の住所が首都圏)を明記300,000〜318,000円(郵送代等の実費・消費税・公証役場費用3〜5万円・登録免許税15万円を含む合計)175,000円(郵送代等の実費・消費税・登録免許税6万円を含む合計)オンライン申請に対応。電子定款の追加料金の明示は確認できず大田区(東京都大田区池上4-6-6。池上7-2-7の創業支援施設「フェムベース」内の会議室も利用可)
司法書士行政書士吉澤事務所報酬77,000円(税込)税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)総額約268,000円(税込。公証人認証50,000円+定款謄本代2,000円+登録免許税150,000円+報酬77,000円)公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。電子定款で認証印紙代4万円が不要になると記載江戸川区(東京都江戸川区西小岩1-21-22 松筑マンション205)
八王子市会社設立センター(サン共同税理士法人)0円(公式サイトの表示)税務顧問費用の割引には適用条件(新設3年以内、売上300万円未満、法人は1社目に限る)があると明記公式サイトに費用の内訳表を掲載(登録免許税150,000円などを含む)公式サイトに合同会社の費用表示あり対応。定款作成は行政書士、登記申請は提携司法書士が行うと記載八王子市(東京都八王子市横山町9-11)
弥生のかんたん会社設立利用は0円から(公式サイトの表示)税務顧問契約は不要公式サイトのトップページでは総額の明示を確認できず公式サイトのトップページでは総額の明示を確認できず対応。電子定款で印紙代4万円が不要と記載。電子定款の代行手数料として5,000円の表示あり全国オンライン
経堂司法書士事務所資本金の額などの条件によって金額が異なるため、相談のうえ見積もりと記載「設立後に提携している税理士や公認会計士との顧問契約を締結することを条件に依頼を受けている業者が散見されるが、当事務所ではそのような条件は一切ない」と明記一般的な株式会社の設立なら、実費を含めた費用の総額が35万円以内になることがほとんどと記載公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず対応。電子定款認証により収入印紙4万円分の費用を軽減すると明記世田谷区(東京都世田谷区宮坂3-9-4 アルカディア経堂1階)
東京会社設立・起業サポート0円(公式サイトの表示)手数料0円は会社設立後に税理士顧問契約を希望する人が対象と公式サイトに明記実費202,000円(定款認証手数料52,000円+登録免許税150,000円)と表示公式サイトに合同会社の総額の記載は確認できず対応。電子定款で印紙代40,000円を節約できると表示渋谷区(東京都渋谷区南平台町15-12 南平台AIEビル3F)
税理士法人TOTAL0円(公式サイトに「当社手数料0円の適用には条件があります。詳細についてはお問い合せください」と記載)「顧問契約は必須ではなく、お客様の自由です」と明記。ただし手数料0円の適用には条件があるとも記載。クラウド会計導入サポートは税理士顧問契約をした顧客に限ると記載公式サイトのこのページでは総額の明示を確認できず公式サイトのこのページでは総額の明示を確認できず公式サイトのこのページでは電子定款の可否の明示を確認できず千代田区(東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング6階)
司法書士法人はやみず総合事務所公式サイトの解説ページでは報酬額の明示を確認できず税務顧問契約の要否についての記載は確認できず(司法書士事務所のため税務顧問はそもそも対象外)株式会社は少なくとも20万円程度の実費がかかると説明(自分で手続きする場合の一般的な説明)合同会社は6万円程度の実費と説明対応。電子定款なら収入印紙4万円が不要になると説明豊島区(東京都豊島区南池袋2-26-4 南池袋平成ビル10階)
東京会社設立センター(辻・本郷 税理士法人)無料(公式サイトの表示)設立サポートだけでなく顧問税理士としての業務も請け負うと記載。手数料無料の条件が顧問契約かどうかは、ページ本文(料金は画像表示)では確認できず。申し込む前に必ず確認すること128,000円のみで代行と表示(内訳の明示は画像で、テキストでは確認できず)公式サイトに合同会社の場合の記載はあるが金額はテキストで確認できず公式サイトのテキストでは電子定款の扱いを確認できず東京都内に複数拠点(会社設立の相談窓口となる拠点の区名は公式サイトに記載なし)
freee会社設立×会計事務所SoVa 士業伴走プラン0円(会計事務所SoVaと顧問契約をすることで会社設立のサポートが0円になると明記)会計事務所SoVaとの顧問契約が条件と公式ページに明記公式ランディングページに株式会社の費用の案内あり公式ランディングページに合同会社の費用の案内ありfreee会社設立と組み合わせる形。電子定款の扱いは問い合わせで確認全国オンライン(拠点の所在地は公式ランディングページに記載なし)
会社設立代行センター(小川行政書士事務所)このページでは報酬額の明示を確認できず税務顧問契約の条件はなし(行政書士事務所)公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし対応。電子定款認証により収入印紙代4万円が不要になると説明葛飾区(東京都葛飾区堀切4-9-17)
神保町法務司法書士事務所公式サイトに記載なし税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)株式会社なら最低で24万円程度が必要という一般的な説明のみ合同会社なら最低6万円程度という一般的な説明のみ紙の定款と電子定款の違いを解説しているが、対応の可否と料金の明示は確認できず千代田区(東京都千代田区神田神保町1丁目32番地 大湯ビル303号)

※ 2026年9月時点の各社公式サイトの表示にもとづきます。記載がない項目は「公式サイトに記載なし」としています。料金・条件は変わることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。掲載は当サイト調べです。

顧問契約で確かめることのチェックリスト
4つ目を聞き忘れる方が多いところです。

出典:消費者庁「「No.1表示」に関する実態調査報告書」(2026年9月時点)

軸5:東京の制度・管轄への対応

東京の制度への対応を示すイラスト

5つ目の軸が東京の制度・管轄への対応です。当サイトが独自に置いている軸です。

本店を置く区市の特定創業支援等事業の証明取得まで案内できるかを見ています。この証明書があれば、会社設立の登録免許税が半額になります。

東京では23区も26市もすべて創業支援等事業計画の認定を受けています。手が届くのに使わないのは、もったいない話です。

東京都中小企業制度融資の『創業』や東京都の創業助成事業まで案内できるかも見ています。証明書があれば制度融資の利率が0.4%優遇されます。

そして、東京の窓口の名前です。港区の労働基準監督署は三田、杉並区と中野区の社会保険は新宿年金事務所、大田区の登記所は城南出張所。

こうした案内があるかどうかは、会社設立の後の手続きで効いてきます。全国対応のクラウドサービスでは範囲外になります。

相談のときに「本店を置く区市の証明書は取ったほうがいいですか」と聞いてみてください。答え方で、東京の制度への慣れが分かります

東京都の創業助成事業は、令和8年度の第1回で助成限度額400万円・助成率3分の2以内、採択件数は年間予定200件とされていました。募集期間も限られるので、案内があるかどうかで差が出ます。

多摩地域に本店を置く場合は、法人住民税の納め先が都税事務所と市役所の2つになります。こちらも知っているかどうかを確かめてください。

東京の制度への対応を測る質問のチェックリスト
1つ目が、いちばん分かりやすい質問です。

出典:中小企業庁「会社設立時の登録免許税の軽減について」(2026年9月時点)

軸6:対応範囲の広さ

対応範囲を示すイラスト

6つ目の軸が対応範囲の広さです。会社設立のどこからどこまでを扱うかです。

いちばん狭いのが書類作成だけの形です。全国対応のクラウドサービスがこれにあたります。書類は作れますが、提出は自分で行います。

次が登記までです。司法書士が登記申請まで代理します。会社設立そのものは完了しますが、届出は自分でやります。

その次が税務の届出までです。税理士に頼めば、税務署と都税事務所への届出も任せられることが多くなります。

いちばん広いのが社会保険と労働保険まで含む形です。ただし、これは社会保険労務士の分野なので、税理士や司法書士だけでは対応できないことがあります

健康保険・厚生年金保険新規適用届は事実発生から5日以内、労働保険と雇用保険の届出は10日以内です。会社設立の直後に集中するので、誰がやるのかを先に決めておいてください。

許認可が必要な事業なら、行政書士の出番もあります。会社設立の前に許認可の要件を確かめておかないと、事業目的の書き方でつまずくことがあります。

税務署への法人設立届出書は設立から2か月以内、青色申告の承認申請書は設立から3か月を経過した日と最初の事業年度終了の日のうち早いほうの前日まで。都税事務所への届出は23区内なら事業開始の日から15日以内です。

対応範囲が広いほどよいわけではありません。自分でやれる部分は自分でやって、その分だけ安く済ませるという選び方もあります。

対応範囲の広がりを示した流れ図
どこまで任せるかを先に決めてください。

出典:国税庁「内国普通法人等の設立の届出」(2026年9月時点)

見積もりを取るときの手順

見積もりの手順を示すイラスト

6つの軸で比べるには、同じ条件を伝えて見積もりを取るのが確実です。

伝えることは5つあります。会社の形態(株式会社か合同会社か)、資本金の額、本店を置く区市、希望する会社設立の時期、顧問契約を結ぶ意思があるかどうかです。

この5つを伝えれば、実費込みの総額が出てくるはずです。総額が出てこない場合は、「実費を含めるといくらになりますか」と聞いてください。

そして、6つの軸に沿った質問をします。手数料に何が含まれるか、電子定款に対応するか、顧問契約の条件、区市の証明書のこと、届出はどこまで扱うか、登記申請は誰がやるか。

3件くらいに同じことを聞いてみてください。答え方の違いがそのまま判断の材料になります。

東京には会社設立を扱う事務所が数多くあるので、3件を選ぶのは難しくありません。相談は無料のところが多くあります。

見積もりの依頼は、メールやフォームからでもできます。文章で残しておくと、後から見返せます。口頭だけで進めると、条件の記憶が食い違うことがあります。

オンラインで完結する依頼先も候補に入れてください。会社設立の手続きは書類のやりとりが中心なので、距離が問題にならない場合があります。

見積もりの金額そのものより、説明の仕方を見てください。何にいくらかかるのかを分けて説明できる相手なら、会社設立の後も話が通じます。

当サイトの順位は自社調べです。公式サイトの表示を6つの軸で採点して並べたもので、どれがよいかは事業の中身と予算によって変わります。

見積もりを取るときに伝えることのチェックリスト
5つ目で提示される金額が変わります。

出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」(2026年9月時点)

まとめ

記事のまとめを示すイラスト

会社設立の代行を比べるには6つの軸があります。代行手数料、実費込みの総額、電子定款への対応、顧問契約の条件、東京の制度・管轄への対応、対応範囲の広さです。

料金表だけを並べても比べられません。書き方が事務所によって違うからです。実費込みの総額に揃えて、条件とセットで見てください。手数料0円でも、会社設立にかかるお金はゼロになりません。

見積もりを取るときは、会社の形態・資本金の額・本店を置く区市・希望する時期・顧問契約の意思の5つを伝えてください。そのうえで、3件くらいに同じ質問をしてみてください。答え方の違いが、そのまま判断の材料になります。

記事の要点を3つにまとめた図解
3つ目が、いちばん確かな方法です。

出典:日本公証人連合会「Q3 定款の認証に要する費用、株式会社設立の費用等はいくらですか。」(2026年9月時点)

3件に同じことを聞いてみてください

会社設立の相談は、無料のところが多くあります。3件くらいに同じことを聞いてみるのが、いちばん確かな比べ方です。

本店を置く区市の証明書のこと、実費込みの総額、電子定款への対応、顧問契約の条件、届出の範囲、登記の担当者。この6つを聞けば、だいたいの姿が見えます。

答え方の違いも見てください。同じ質問に、はっきり答える相手とそうでない相手がいます。会社設立の後も付き合うなら、話が通じるかどうかが効いてきます。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順に優劣の意味はありません。並び順はページごとに変えており、順位付けではありません。いずれも当サイトが実際に検索してURLの存在を確認したサイトです(確認時点の情報のため、移転・終了している場合があります)。

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