東京で会社設立するなら、代行の依頼先を比べて決めるメディア 東京の会社設立を、代行手数料と実費込みの総額と区の制度で比べる

東京で会社設立の代行はどこに頼む?6軸で採点した比較表と「手数料0円」の条件

会社設立 東京 代行 おすすめ比較 編集:合同会社commit / 合同会社FIELD 共同編集部
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この記事は、東京で会社設立の頼み先を決めきれていない方に向けたものです

東京で会社設立の代行を探すと、「手数料0円」という表示がいくつも並びます。ところが実際に払う金額は依頼先ごとにかなり違いますし、0円になる条件も同じではありません。手数料の数字だけを見比べても決めきれないのは、そのためです。

この記事は、23区または多摩地域に本店を置いて会社設立をしようとしていて、都内の税理士・司法書士・行政書士に代行を頼むか、全国対応のクラウドサービスを使うか、自分で登記まで進めるかを決めかねている方に向けて書いています。判断の材料をそろえるために、公式サイトを実際に開いて確認できた依頼先だけを、6つの軸で採点しました。

本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。掲載している料金・条件は、2026年9月に各社の公式サイトを開いて確認できた範囲のものです。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし」と書いています。順位は当サイトの採点によるものです。

東京で会社設立の代行を比べるとき、手数料は判断材料の一部でしかない

会社設立の費用のうち法定費用と代行手数料の大きさを比べたイラスト

会社設立にかかるお金は、大きく2つに分かれます。国に納める法定費用(実費)と、依頼先に払う代行手数料です。各社のページで大きく出ているのは後者ですが、実際に財布から出ていく金額は前者のほうが大きくなります。

東京で株式会社の会社設立をする場合、登録免許税だけで最低15万円かかります。国税庁の税額表では、株式会社の設立登記は資本金の額の1,000分の7で、15万円に満たないときは1件につき15万円と決まっています。合同会社は同じ計算で最低6万円です。ここに定款認証の公証人手数料と謄本代が乗ります。

つまり代行手数料が9万円の事務所と0円の事務所を比べても、差は9万円です。その9万円のかわりに税務顧問契約が付いてくるなら、1年で見た負担は逆転することもあります。だから東京で依頼先を選ぶときは、手数料の数字ではなく、実費まで含めた総額と条件のセットで見るのが早道です。

会社設立の費用は「誰に頼んでも同じ部分」が大きい

登録免許税と定款認証の公証人手数料は法律で決まっています。東京のどの事務所に代行を頼んでも、この部分は変わりません。変わるのは代行手数料と、電子定款を使えるかどうかの2点です。紙の定款には収入印紙が4万円必要ですが、電子定款ならこれが不要になります。会社設立の代行を頼む値打ちのひとつは、この4万円を確実に浮かせられるところにあります。

この記事で順位をつけるときの意味順位は、次の見出しで説明する6つの軸を各10点・合計60点満点で採点した結果です。点数は公式サイトで確認できた情報にもとづくもので、事務所の仕事の質を測ったものではありません。とくに料金を公開していない事務所は点数が低く出ますが、それは情報公開の度合いを映しているだけです。
会社設立の費用内訳を示した図解
法定費用は共通で、差がつくのは代行手数料の部分です。

出典:国税庁「No.7191 登録免許税の税額表」(2026年9月時点)

依頼先を比べるために使った6つの軸

会社設立の依頼先を採点する6つの軸を並べたイラスト

順位を出す以上、何を基準にした順位なのかを同じページに書く必要があります。消費者庁は2024年9月に「No.1表示」に関する実態調査報告書を公表し、合理的な根拠のない順位づけを問題としています。そこでこの記事では、次の6つの軸を各10点、合計60点満点で採点しました。

  1. 代行手数料:0円か、いくらか。0円の場合はその条件も見る。金額を公開していない場合は加点しない。
  2. 実費込みの総額:株式会社・合同会社それぞれで、登録免許税と定款認証を含めた総額が公式サイトに書かれているか。前提条件(資本金の区分など)まで書かれていれば高く見る。
  3. 電子定款の対応:収入印紙4万円が不要になるか。別料金か、条件付きか。
  4. 利用条件のゆるさ:会計ソフトの契約や税務顧問契約が前提かどうか。前提なら低く、不要または任意なら高く見る。
  5. 東京の制度・管轄への対応:本店を置く区市町村の特定創業支援等事業の証明取得と登録免許税の軽減、都の創業助成金・制度融資・女性若者シニア創業サポートまで案内できるか。本店所在地から管轄の登記所と最寄りの公証役場を正しく案内できるか。定款認証の48時間特別処理を使える形で書類を組めるか。東京に対面で相談できる拠点があるか。
  6. 申込みから登記までの日数:公式サイトに記載がある日数のみを見る。記載がなければ加点しない。

東京の比較として、とくに重く見ているのが5番目の軸です。全国対応のクラウドサービスは、本店を置く区市町村の特定創業支援等事業の証明書を取ってくれるわけではありませんし、本店所在地から管轄の登記所を案内してくれるわけでもありません。これは事実として書くべきことで、サービスの値打ちが低いという意味ではありません。

この採点でしていないこと対応の丁寧さ、担当者との相性、会社設立後のサポートの手厚さは採点していません。公式サイトの表示から機械的に確かめられないためです。最後の判断は、必ずご自身で問い合わせたうえで行ってください。
採点で重く見ている3点をまとめた図解
3つ目が、全国版の比較記事にはない東京ならではの軸です。

出典:消費者庁「「No.1表示」に関する実態調査報告書」(2026年9月時点)

6軸で採点した結果

会社設立の代行を採点した結果を示すイラスト

採点表がこちらです。順位はデータの点数から自動で並べており、本文に手で書き込んではいません。掲載順に広告上の優遇はなく、当サイトが広告として案内している依頼先も、点数が下なら下に置いています。

6つの軸で採点した結果(60点満点)
順位事業者拠点代行手数料実費込みの総額電子定款利用条件のゆるさ東京の制度・管轄への対応登記までの日数合計
1位ベンチャーサポート税理士法人渋谷区(渋谷本社ほか、日本橋・新宿・池袋・恵比寿・銀座・秋葉原・千駄ヶ谷に拠点)78957945
2位税理士法人経営サポートプラスアルファ豊島区(東京都豊島区池袋二丁目47番5号 池袋オンダビル7階)898461045
3位多摩シェルパ行政書士事務所日野市(無料相談室:日野市神明2-14-1。千代田区岩本町と川崎市麻生区にも相談室)56998744
4位司法書士中下総合法務事務所新宿区(東京都新宿区新宿2-1-5 パークサイドスクウェア5F)69897443
5位シルク司法書士事務所渋谷区(東京都渋谷区笹塚二丁目1番10号)77997342
6位会社設立完全代行ネットテラス板橋区(東京都板橋区成増二丁目22番9号 ハヤブサビル2階)879105342
7位ベンチャーパートナーズ(設立MAXプラン)港区(東京都港区新橋1丁目16-4 りそな新橋ビル6階)99866341
8位マネーフォワード クラウド会社設立全国オンライン109793341
9位法人設立ワンストップサービス全国オンライン(国のサービス)10105104241
10位freee会社設立全国オンライン(運営会社の所在地は東京都品川区大崎)108793340
11位司法書士なみき事務所/行政書士&国際貿易Nmk事務所大田区(東京都大田区池上4-6-6。池上7-2-7の創業支援施設「フェムベース」内の会議室も利用可)68697440
12位司法書士行政書士吉澤事務所江戸川区(東京都江戸川区西小岩1-21-22 松筑マンション205)67996340
13位八王子市会社設立センター(サン共同税理士法人)八王子市(東京都八王子市横山町9-11)86868339
14位弥生のかんたん会社設立全国オンライン105793337
15位経堂司法書士事務所世田谷区(東京都世田谷区宮坂3-9-4 アルカディア経堂1階)459106337
16位東京会社設立・起業サポート渋谷区(東京都渋谷区南平台町15-12 南平台AIEビル3F)86945335
17位税理士法人TOTAL千代田区(東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング6階)74375834
18位司法書士法人はやみず総合事務所豊島区(東京都豊島区南池袋2-26-4 南池袋平成ビル10階)34887333
19位東京会社設立センター(辻・本郷 税理士法人)東京都内に複数拠点(会社設立の相談窓口となる拠点の区名は公式サイトに記載なし)86344732
20位freee会社設立×会計事務所SoVa 士業伴走プラン全国オンライン(拠点の所在地は公式ランディングページに記載なし)85545431

※ 各軸10点満点の60点満点。2026年9月時点の各社公式サイトの表示にもとづく当サイト調べです。公式サイトに記載がない項目は加点していません。順位は定期的に見直します。

点差はそれほど大きくありません。60点満点で上位と下位の差が20点前後というのは、どこに頼んでも会社設立そのものは同じようにできることの裏返しでもあります。差がついているのは主に、料金と条件をどこまで公開しているか、そして東京の制度と管轄にどこまで踏み込んで案内しているか、の2点です。

上位になった依頼先に共通していること

点数が伸びたところには、共通する特徴があります。ひとつは、資本金の区分ごとに実費込みの総額を表で出していること。もうひとつは、手数料0円の条件を注記ではなく本文に書いていることです。たとえば東京で会社設立の代行を扱う税理士法人のうち、「設立後の顧問契約が前提であるため設立手数料をとらない」と正面から書いているところがあります。読む側にとっては、こう書いてあるほうがはるかに判断しやすいはずです。

逆に、料金をまったく公開していない事務所は軸1と軸2で加点できず、点数が伸びません。ただしこれは情報公開の度合いを測っているだけで、仕事の質とは別の話です。地域に根ざした事務所ほど、見積もりを個別に出す方針をとっていることがあります。

採点で差がついた理由をまとめた比較図
差がつくのは、ほとんどが「書いてあるかどうか」です。

出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」(2026年9月時点)

「手数料0円」の条件を、同じ大きさで並べてみる

手数料0円の条件を並べて確かめるイラスト

東京で会社設立の代行を掲げるところの多くが「手数料0円」を打ち出しています。その0円がどういう仕組みで成り立っているかは、大きく3つに分かれます。

  1. 設立後の税務顧問契約が前提。設立時の手数料をとらないかわりに、毎月の顧問料で回収する形。
  2. 自社の会計ソフトの契約が条件。ソフトの年間契約をすると電子定款の費用を負担してくれる形。
  3. そもそもツールの利用料が0円。書類を作るところまでが無料で、認証と登記は自分か提携先が行う形。

1つ目は、月々の顧問料が発生します。会社設立の時点だけを見れば安く見えますが、1年分の顧問料を足すと総額の順番が変わることがあります。だからといって割高というわけではありません。設立後の税務を誰かに任せたい人にとっては、むしろ最初からまとめて頼めるぶん手間が減ります。

2つ目は、会計ソフトをどのみち使うつもりなら実質的な負担はほとんどありません。3つ目は費用がいちばん軽くなりますが、定款認証と登記申請は自分の作業として残ります。どれが得かではなく、どこまで自分で引き受けるつもりかで選ぶものだと考えたほうが、迷いが減ります。

東京で会社設立の代行を頼める依頼先の比較(拠点と顧問契約の要否つき)
事業者拠点代行手数料顧問契約の要否株式会社の総額合同会社の総額
ベンチャーサポート税理士法人渋谷区(渋谷本社ほか、日本橋・新宿・池袋・恵比寿・銀座・秋葉原・千駄ヶ谷に拠点)55,000円。税理士顧問契約とセットの場合は0円手数料0円は税理士顧問契約とセットの場合。顧問契約なしなら55,000円電子定款で法定費用合計167,000円(同社の表示。資本金100万円未満・4要件を満たす場合の認証17,000円を含む)。紙定款は207,000円公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず
税理士法人経営サポートプラスアルファ豊島区(東京都豊島区池袋二丁目47番5号 池袋オンダビル7階)0円(同社の表示。設立後の顧問契約が前提であるため設立手数料をとらないと明記)設立後の顧問契約が前提と公式サイトに明記167,000円〜202,000円(資本金の区分により変動。公式サイトの料金表)60,000円(公式サイトの料金表)
多摩シェルパ行政書士事務所日野市(無料相談室:日野市神明2-14-1。千代田区岩本町と川崎市麻生区にも相談室)株式会社120,000円、合同会社100,000円、一般社団法人120,000円、NPO法人200,000円(公式サイトの表示)税務顧問契約の条件はなし。提携司法書士が管轄法務局へ代理申請し、その報酬も費用に含まれると記載報酬に登録免許税15万円などの実費が加わる(実費は公式サイトで別掲)報酬に登録免許税6万円などの実費が加わる
司法書士中下総合法務事務所新宿区(東京都新宿区新宿2-1-5 パークサイドスクウェア5F)株式会社7万円〜(税込7万7,000円〜)、合同会社6万円〜(税込6万6,000円〜)税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)。企業法務・顧問契約サービスは別メニュー資本金100万円以上300万円未満の場合 28万4,000円(報酬・税金・実費込み)資本金858万円未満の場合 14万2,000円(報酬・税金・実費込み)
シルク司法書士事務所渋谷区(東京都渋谷区笹塚二丁目1番10号)見積例を掲載(ひとり会社・資本金300万円の株式会社の例)。書面定款で自分でやる場合との差額4万円(ひとり会社は3万円)でトータルサポートを受けられると説明税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)ひとり会社・資本金300万円の見積例を掲載合同会社の設立にも対応(金額はページ内の見積例を参照)
会社設立完全代行ネットテラス板橋区(東京都板橋区成増二丁目22番9号 ハヤブサビル2階)全国一律9,800円のプランと、電子定款作成・認証プラン16,800円、38,000円のプランを表示「税理士のような強制顧問なし」と明記。月々のランニングコストはかからないとしている練馬区・資本金1,000万円以下・許認可なしの事例で合計257,850円(登記事項証明書と印鑑証明書各1通を含む、消費税別)と表示公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず
ベンチャーパートナーズ(設立MAXプラン)港区(東京都港区新橋1丁目16-4 りそな新橋ビル6階)設立手数料99円。司法書士手数料と定款印紙代を0円とし、さらに10万円の値引き設立MAXプランは税務顧問契約(月額9,999円から)を締結した人が対象。「税務顧問の契約期間の縛りや追加料金などは一切ありません」と明記。税務顧問契約が不要な場合のプランも別に用意されている約6万7,000円(資本金100万円未満の場合の同社の表示。10万円の値引き後の金額)公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず
マネーフォワード クラウド会社設立全国オンラインサービス利用料0円(設立手数料0円と表示)税務顧問契約は不要。電子定款作成料を0円にするにはマネーフォワード クラウドの有料プラン契約が条件17万2,000円(同社の比較表。電子定款・定款認証1.7万円・登録免許税15万円の前提)6万5,000円(同社の比較表)
法人設立ワンストップサービス全国オンライン(国のサービス)0円(国のサービス)顧問契約などの条件は一切なし。マイナンバーカードと電子署名の環境が必要実費のみ(登録免許税15万円〜+定款認証)実費のみ(登録免許税6万円〜)
freee会社設立全国オンライン(運営会社の所在地は東京都品川区大崎)サービス利用料0円税務顧問契約は不要。電子定款の費用負担を受けるにはfreee会計の年間契約が条件約16万7,000〜24万2,000円(公式サイトの表示)約6万2,000〜10万2,000円(公式サイトの表示)
司法書士なみき事務所/行政書士&国際貿易Nmk事務所大田区(東京都大田区池上4-6-6。池上7-2-7の創業支援施設「フェムベース」内の会議室も利用可)株式会社・合同会社ともに報酬を明示(総額に含めて表示)税務顧問契約の条件はなし。想定条件(出資者兼役員2名以内、出資金500万円まで、所在地と代表者の住所が首都圏)を明記300,000〜318,000円(郵送代等の実費・消費税・公証役場費用3〜5万円・登録免許税15万円を含む合計)175,000円(郵送代等の実費・消費税・登録免許税6万円を含む合計)
司法書士行政書士吉澤事務所江戸川区(東京都江戸川区西小岩1-21-22 松筑マンション205)報酬77,000円(税込)税務顧問契約の条件はなし(司法書士事務所)総額約268,000円(税込。公証人認証50,000円+定款謄本代2,000円+登録免許税150,000円+報酬77,000円)公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず
八王子市会社設立センター(サン共同税理士法人)八王子市(東京都八王子市横山町9-11)0円(公式サイトの表示)税務顧問費用の割引には適用条件(新設3年以内、売上300万円未満、法人は1社目に限る)があると明記公式サイトに費用の内訳表を掲載(登録免許税150,000円などを含む)公式サイトに合同会社の費用表示あり
弥生のかんたん会社設立全国オンライン利用は0円から(公式サイトの表示)税務顧問契約は不要公式サイトのトップページでは総額の明示を確認できず公式サイトのトップページでは総額の明示を確認できず
経堂司法書士事務所世田谷区(東京都世田谷区宮坂3-9-4 アルカディア経堂1階)資本金の額などの条件によって金額が異なるため、相談のうえ見積もりと記載「設立後に提携している税理士や公認会計士との顧問契約を締結することを条件に依頼を受けている業者が散見されるが、当事務所ではそのような条件は一切ない」と明記一般的な株式会社の設立なら、実費を含めた費用の総額が35万円以内になることがほとんどと記載公式サイトのこのページでは合同会社の総額表示を確認できず
東京会社設立・起業サポート渋谷区(東京都渋谷区南平台町15-12 南平台AIEビル3F)0円(公式サイトの表示)手数料0円は会社設立後に税理士顧問契約を希望する人が対象と公式サイトに明記実費202,000円(定款認証手数料52,000円+登録免許税150,000円)と表示公式サイトに合同会社の総額の記載は確認できず
税理士法人TOTAL千代田区(東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング6階)0円(公式サイトに「当社手数料0円の適用には条件があります。詳細についてはお問い合せください」と記載)「顧問契約は必須ではなく、お客様の自由です」と明記。ただし手数料0円の適用には条件があるとも記載。クラウド会計導入サポートは税理士顧問契約をした顧客に限ると記載公式サイトのこのページでは総額の明示を確認できず公式サイトのこのページでは総額の明示を確認できず
司法書士法人はやみず総合事務所豊島区(東京都豊島区南池袋2-26-4 南池袋平成ビル10階)公式サイトの解説ページでは報酬額の明示を確認できず税務顧問契約の要否についての記載は確認できず(司法書士事務所のため税務顧問はそもそも対象外)株式会社は少なくとも20万円程度の実費がかかると説明(自分で手続きする場合の一般的な説明)合同会社は6万円程度の実費と説明
東京会社設立センター(辻・本郷 税理士法人)東京都内に複数拠点(会社設立の相談窓口となる拠点の区名は公式サイトに記載なし)無料(公式サイトの表示)設立サポートだけでなく顧問税理士としての業務も請け負うと記載。手数料無料の条件が顧問契約かどうかは、ページ本文(料金は画像表示)では確認できず。申し込む前に必ず確認すること128,000円のみで代行と表示(内訳の明示は画像で、テキストでは確認できず)公式サイトに合同会社の場合の記載はあるが金額はテキストで確認できず
freee会社設立×会計事務所SoVa 士業伴走プラン全国オンライン(拠点の所在地は公式ランディングページに記載なし)0円(会計事務所SoVaと顧問契約をすることで会社設立のサポートが0円になると明記)会計事務所SoVaとの顧問契約が条件と公式ページに明記公式ランディングページに株式会社の費用の案内あり公式ランディングページに合同会社の費用の案内あり

※ 2026年9月時点の各社公式サイトの表示にもとづきます。記載がない項目は「公式サイトに記載なし」としています。料金・条件は変わることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。掲載は当サイト調べです。

0円の表示を読むときの注意手数料0円という表示そのものは問題ではありませんが、条件が注記でしか書かれていない場合は、申し込む前に条件を口頭でも確かめておくと安心です。なお、登録免許税や定款認証の手数料は国に納めるお金なので、これが0円になることはありません。
手数料0円の3つの型をまとめた図解
同じ0円でも、どこで採算をとっているかが違います。

出典:消費者庁「「No.1表示」に関する実態調査報告書」(2026年9月時点)

東京の制度に踏み込めるか、が全国版との違い

特定創業支援等事業の証明書で登録免許税が半額になることを示すイラスト

東京で会社設立をするうえで、いちばん金額の大きい制度が特定創業支援等事業の証明書による登録免許税の軽減です。本店を置く区市町村が実施する創業支援を受けて証明書の交付を受けると、登録免許税の税率が0.7%から0.35%になります。株式会社なら15万円が7万5,000円に、合同会社なら6万円が3万円になります。

東京は、23区と26市のすべてが創業支援等事業計画の認定を受けています。つまり本店をどこに置いても、この制度に手が届く可能性があります。ただし受講の要件も、証明書の申請方法も、交付までの日数も区市ごとに違います。たとえばセミナー形式で「1か月以上かつ4回」といった条件が付き、証明書の交付まで1週間ほどかかる区もあります。

半額まで。実質の負担が消えるわけではありません軽減されるのは半額までです。残りの半分を補助して負担をなくす制度は、都内の区市町村では確認できていません(2026年9月時点)。また証明書は本店を置く区市町村のものでなければ使えません。セミナーを受けた区と、本店を置く区が違うと軽減を受けられないので、本店の場所を決めてから受講の申し込みをするのが順番として安全です。

この証明書は、代行を頼んでも自動的に付いてくるものではありません。受講と申請は本人が行います。ただし、制度の存在を知らせて日程まで案内してくれるかどうかは依頼先で差が出ます。会社設立の代行を選ぶときに、この一言があるかどうかを見ておくと、7万5,000円の差につながることがあります。

特定創業支援等事業の証明書の有無による登録免許税の差の図解
株式会社なら7万5,000円、合同会社なら3万円の差になります。

出典:中小企業庁「会社設立時の登録免許税の軽減について」(2026年9月時点)

本店を置く区市で、設立登記の申請先が変わる

本店の区によって申請先の登記所が変わることを示すイラスト

東京で商業・法人登記の申請を扱う登記所は23庁あります。東京法務局の本局に加えて、区部の出張所が16か所、多摩の支局が3か所と出張所が3か所です。他の地域には「支局や出張所では設立登記を申請できない」というところもありますが、東京は23庁すべてで設立登記を申請できます。

気をつけたいのは、庁の名前と管轄の区が一致しない庁があることです。本店の区名から「◯◯区出張所」と当てずっぽうで書くと外れます。

  • 城南出張所の管轄は大田区だけ。品川区・目黒区は別の庁です。
  • 城北出張所の管轄は足立区と葛飾区。北区・板橋区は別の庁です。
  • 北出張所は北区と荒川区。荒川区に自分の区名の出張所はありません。
  • 渋谷出張所は渋谷区と目黒区。目黒区も自分の区名の出張所を持ちません。
  • 墨田出張所は墨田区と江東区。江東区も同じです。
  • 本局は千代田区・中央区・文京区と島しょ部。都心3区のうち港区だけが港出張所です。

とはいえ、オンラインで申請するなら登記所に足を運ぶ必要はありません。管轄を知っておく意味は、書類の宛先を間違えないことと、登記完了までの日数の見込みを立てるときに、東京法務局の登記完了予定日のページで自分の庁の欄を見るためです。会社設立の代行を頼む場合も、本店の住所を伝えるときは区市名まで正確に伝えておくと行き違いが減ります。

庁名と管轄区がずれている登記所をまとめた比較図
本店の区名から庁名を推測しないでください。

出典:東京法務局「不動産登記/商業・法人登記の管轄区域一覧」(2026年9月時点)

代行に頼むと何が省けて、何は自分に残るのか

代行に任せられる範囲と自分でやる範囲を分けたイラスト

会社設立の代行に頼むと、定款の作成と認証、登記書類の作成と申請が手元から離れます。電子定款を使ってもらえば収入印紙の4万円も浮きます。ここまでが代行の値打ちです。

一方で、登記が終わったあとに自分でやることは残ります。税務顧問契約まで結んだ場合は税務署への届出も任せられますが、登記だけを頼んだ場合は次のような手続きが自分の作業として残ります。

都税事務所への届出法人設立・設置届出書を、開始・設置の日から15日以内に出します。23区内の法人は都税事務所に出せば足り、区役所への届出は要りません。市町村部は都税事務所と市役所の両方に出します。
税務署への届出法人設立届出書と、青色申告の承認申請書などを出します。期限がそれぞれ違うので、先に一覧にしておくと楽です。
社会保険の届出本店の区市によって届出先の年金事務所が決まります。杉並区・中野区に本店を置く会社は、杉並・中野ではなく新宿年金事務所が窓口です。
法人口座の開設代行に任せられない部分です。登記事項証明書と印鑑証明書がそろってからの作業になります。
区市の証明書の取得特定創業支援等事業の受講と申請は本人が行います。会社設立の前に済ませておかないと登録免許税の軽減に間に合いません。
労働保険・雇用保険人を雇う場合に必要です。労働基準監督署とハローワークで管轄の分け方が違います。

この一覧を見ると、東京で会社設立を進めるときに「どこまで頼むか」を先に決めておいたほうがよいのが分かります。登記だけを安く頼んで残りを自分でやるのか、設立後の届出まで含めて任せるのか。後者を選ぶなら、顧問契約が条件の依頼先のほうが結果的に手間が減ります。

会社設立の流れのうち代行できる範囲を示した流れ図
代行の範囲は「登記まで」が基本形です。
会社設立の前後でやることを時系列に並べた図解
証明書だけは、会社設立の前に動かないと間に合いません。

出典:東京都主税局「法人事業税・法人都民税」(2026年9月時点)

あなたに合うのはどれか、状況で分かれます

状況によって合う依頼先が分かれることを示すイラスト

採点表の1位が全員にとっての正解ではありません。東京で会社設立を考えるときに実際にありそうな状況ごとに、見るべき軸を変えてみます。

費用をいちばん軽くしたい軸1と軸2を重く見ます。顧問契約が条件でない司法書士事務所か、クラウドサービスと自分の作業の組み合わせが候補になります。
設立後の税務も任せたい軸4を軽く見ます。顧問契約が条件でも、設立時の手数料が下がるぶんと手間の削減で釣り合うことがあります。
対面で相談したい軸5を重く見ます。本店を置く区市の近くに拠点があるか、面談の場所を用意しているかを見ます。
多摩地域に本店を置く多摩に拠点がある事務所だと、管轄の支局や出張所の事情に慣れています。八王子市・立川市・町田市には対面で相談できる先があります。
バーチャルオフィスを本店にする軸5が効きます。証明書は本店を置く区市町村のものが必要なので、住所を借りる区と受講する区がずれないかを見てもらいます。
急いで設立したい軸6を見ます。日数を公式サイトに書いている依頼先のほうが、見込みを立てやすくなります。

急ぐ場合に知っておきたい「48時間」と「72時間」の話

日本公証人連合会は、定款作成支援ツールを使った場合に定款認証の手続を原則48時間以内に終える運用(48時間特別処理)を行っています。2024年1月に東京都と福岡県で試行が始まり、2025年3月3日から全国の公証役場に広がりました。気をつけたいのは、これが定款認証の手続の話であって、会社ができるまでの日数ではないことです。登記の完了までは、そのあと登記所の処理日数がかかります。

これに続けて、2024年9月からは72時間処理という運用も始まっています。48時間特別処理の対象であることに加えて、定款認証から1週間以内に完全オンラインで設立登記を申請し、登録免許税を電子納付し、補正がないことを満たすと、定款認証と設立登記を合わせて原則72時間以内に終える、というものです。急ぐ場合は、この条件を満たす形で書類を組めるかどうかを依頼先に確かめてみてください。

問い合わせ時に確認する5項目のチェックリスト
5つとも、聞けばその場で答えが返ってくるものです。

出典:日本公証人連合会「スタートアップ支援のための、定款認証に関する新たな取組について」(2026年9月時点)

まとめ

記事のまとめを示すイラスト

東京で会社設立の代行を選ぶときに見るところを、もう一度並べます。手数料の数字ではなく実費込みの総額で比べること。手数料0円には条件が付いているので、条件とセットで読むこと。そして、本店を置く区市町村の特定創業支援等事業の証明書と、本店の区市で変わる申請先の登記所という、東京ならではの2点に触れているかを見ることです。

帝国データバンクの調査によると、2025年に東京都で設立された法人は4万9,274社で、全国15万6,525社のおよそ31.5%を占めました。うち23区が4万4,975社です。市区郡別では港区が7,472社で全国最多、次いで渋谷区、中央区、千代田区と続きます。それだけ多くの会社設立が東京で行われているぶん、依頼先の選択肢も多く、料金の出し方も各社でばらばらです。だからこそ、同じものさしで並べる意味があります。

最後にもうひとつ。この記事の点数は、公式サイトに書いてあることだけで採点しています。書いていないから悪い、という話ではありません。見積もりを個別に出す方針の事務所は、問い合わせたときにきちんと答えてくれます。採点表は出発点として使い、最後は自分で問い合わせて決めてください。

記事の要点を3つにまとめた図解
この3つを押さえておけば、比べ方に迷いません。

出典:帝国データバンク「2025年「新設法人」動向調査」(2026年9月時点)

最後に:申し込む前に、この2つだけ問い合わせて確かめてください

気になる依頼先が見つかったら、申し込む前に「自分の資本金と役員構成だと、実費込みでいくらになるか」と、「その金額になる条件は何か」の2つを、必ず問い合わせて確かめてください。この記事に載せた金額は、各社が公式サイトに示している前提での表示です。あなたの会社の条件でそのまま当てはまるとは限りません。

東京には、顧問契約を前提としない司法書士事務所も、設立後の税務まで見てくれる税理士法人も、自分で進めるための国のオンライン窓口もそろっています。どれが合うかは、会社設立の後に何をしたいかで変わります。費用をいちばん小さくしたいのか、設立後の相談相手も同時に決めたいのか。そこを先に決めておくと、比較表の見え方が変わってくるはずです。

料金も制度も変わります。この記事の数字も、実際に動く前にもう一度、各社の公式ページと、区市町村や東京都の公式ページでご確認ください。東京での会社設立が、納得のいく形で進むことを願っています。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順に優劣の意味はありません。並び順はページごとに変えており、順位付けではありません。いずれも当サイトが実際に検索してURLの存在を確認したサイトです(確認時点の情報のため、移転・終了している場合があります)。

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